フランチャイズ経営に興味があるけど、失敗して借金を抱えることにならないか不安を感じていませんか?この記事では、これからフランチャイズ経営に挑戦する方に向けて、成功のポイントや具体的な成功事例などを解説していきます。

それでは早速いきましょう。

フランチャイズ経営の成功例

フランチャイズを成功させるには決まった型があるわけではありません。
そこで、ここでは成功事例について見ていきましょう。
さまざまな成功事例を見ることによって、フランチャイズ経営をしていくイメージを作ってみてください。

自らの経験を活かせる業態を選ぶ

まずは、ウエディング事業を展開する会社の取締役の肩書きも持つ佐久間オーナー。
2016年にガッツレンタカーをオープンさせましたが、当初は認知も取れず、新規営業に行っても既に契約をしている会社があり断られることも多く苦労したそうです。

ですが、結婚式場で働いていた経験を接客に活かし、多くのリピーターを獲得し黒字転換させました。過去自身が行っていた事業などから得た経験を活かすことで成功させた事例です。

世の中のトレンドに合ったビジネスを選ぶ

次に紹介するのは2018年に「はぐくみ弁当」のフランチャイズに加盟した松本オーナーの事例。
法人向けの宅配弁当を扱うフランチャイズですが、新型コロナの影響で、コロナ前までは外食していた層が、感染懸念によって社内弁当を注文するようになり、一気に需要が増大し、宅配数が1日320食から420食まで大幅に増加。

トレンドにうまく乗ったことで需要が伸び成功した事例です。

本部のサポート体制が整っている企業を選ぶ

本部のサポート体制が手厚く整っている企業を選ぶことで、成功した例もあります。
元々飲食系のフランチャイズに加盟していた滝口オーナーは、現在、買取専門店のフランチャイズに加盟しています。

そんな滝口オーナー成功の要因は本部のサポート。
加盟した「おたかやら」の場合、開業前研修や開業後にも、査定に不安があるオーナーに向けて、WEBカメラを利用したオンラインサポートや査定技術研修など充実した研修によって、未経験からでも軌道に乗せることができ、コロナ禍にもかかわらず、10ヶ月で3店舗をオープンさせ、順調に売り上げを伸ばしています。

フランチャイズ経営の成功率はどれくらい?

結論から言えば、フランチャイズに加盟して開業した場合、5年生存率は60~70%となっています。
フランチャイズに加盟せず、個人でお店を開業した場合は20~30%となっており、フランチャイズに加盟することで2倍以上生存率が高くなります。

なぜこんなに違うのかと言うと、フランチャイズに加盟することで、「初期費用を抑えられる」「運営ノウハウを活用できる」「仕入れコストを抑えやすい」といったメリットを活用できるからです。
特に最初の5年間、不安定な経営になってしまう時期が続きますが、フランチャイズに加盟し、ブランドを借りることによって、乗り切ることができる確率が上がります。

成功しやすいフランチャイズの特徴

成功しやすいフランチャイズには、成功しやすいだけの理由があります。独立を目指すからには、成功し、事業を軌道に乗せたいですよね。
ここでは、成功しやすいフランチャイズの特徴を4つご紹介します。
全てでなくて構いませんが、なるべく多く当てはまっているフランチャイズを選ぶようすることで、フランチャイズ経営の成功率を上げられるようにしましょう。

開業に必要な資金が少額で済む

一つ目は、開業に必要な資金が少額で済むような業態を選ぶことです。開業資金は選ぶ業態によって大きく変わってきます。例えば飲食店というくくり一つでも、以下のように異なります。

業態開業資金相場
どんぶり店400万円~
ラーメン店400万円~2,000万円
居酒屋900万円~2,500万円
宅配ピザ1,500万円
弁当屋100万円~3,000万円
ハンバーガー・サンドイッチ店300万~2,000万円
カレー屋200万円~
たこ焼き・お好み焼き屋30万円~400万円

引用:https://www.fc-success.net/navigation/cost.html

当然ですが、開業資金を低く抑えられると回収期間が短くなり、急な売上低迷などによって返済が滞るようなリスクが少なくなります。また、フランチャイズによっては店舗をお店が用意してくれるケースもあり、大きな負担となる建物や設備にお金がかからない、リスクの低い業態もあるのでチェックしてみてください。

本部に支払うロイヤリティが少ない企業を選ぶ

フランチャイズに加盟すると、通常ロイヤリティを支払う必要があります。
ロイヤリティはノウハウやブランドを使わせてもらう代わりに支払うものですので、仕方がありませんが、支払いで経営が圧迫されるようでは元も子もありません。

ですので、ロイヤリティの支払いができるだけ少ないフランチャイズを選ぶことがポイントです。

ロイヤリティは各フランチャイズごとで設定が変わります。
どのロイヤリティが良いかというのは一概に言えませんが、内容によって、得られる利益が大きく変わってしまうので、選ぶ際にはしっかり確認するようにしましょう。

関連リンク:フランチャイズってどんな仕組み?フランチャイズ経営のメリットとデメリットも解説!

フランチャイズならではの有利なビジネスモデルで経営できる

例えば、おたからやのフランチャイズでは、買取専門のビジネスモデルで運営できます。
買取専門で買い取ったものはおたからや本部が相場より高い金額で買い取ってくれる仕組みなので、売れ残りや在庫リスクがないビジネスモデルで運営することができます。

商材やブランドはもちろんですが、おたからやのように在庫リスクゼロなど、加盟するフランチャイズによっては他の企業にはない、ビジネスモデルを使って経営することも可能です。
自分に合った有利なフランチャイズを選ぶようにしましょう。

失敗しやすいフランチャイズの特徴

成功しやすいフランチャイズの特徴がわかったところで、次は失敗しやすいフランチャイズの特徴も見ていきましょう。フランチャイズで絶対に失敗したくない方は、当てはまる企業を選ばないように、実際の事例からわかる失敗例などをぜひチェックしておいてください。

外部環境の変化が激しい

失敗するフランチャイズの特徴の一つとして、外部環境の変化が激しい業態を選ぶことが挙げられます。
例えば、コンビニ業界は典型例です。

特に都心などでは、ライバル店や自社ブランド店の近隣への出店が日常的な光景となっています。
真横や向かい側に同業態の店舗がところ狭しと営業される状態で、非常に厳しい競争にさらされ、経営が不安定になりやすくなっています。

店舗ごとに差別化をすることで生き残ることもできますが、コモディティ化した業態でそれはなかなか難しいのが現状です。

ロイヤリティが粗利分配方式

多くのコンビニチェーンで採用されている方式のロイヤリティになります。
売上総利益に対して、フランチャイズによって変化しますが、約30~70%程度で設定されることが多くなっています。
こちらは売上や利益が多くなればなるほど支払う金額も大きくなるため、定額制ロイヤリティのフランチャイズと比較すると、利益自体を出しにくい構造になっています。

利益を出していくためには、ロイヤリティ額の低い企業を選ぶことがおすすめです。

本部からのサポートが薄い

本部からのサポートが薄いフランチャイズは絶対に避けるべきです。
サポートが薄いとは例えば、融資のサポートや立地や売上調査のサポート、集客に関するサポートがない、薄い場合です。
サポートが薄い場合、そもそもフランチャイズに加盟しているメリットが薄くなります。

また、ロイヤリティを支払っている対価もほとんどないため、成功確率が極めて低くなってしまいます。
フランチャイズ本部のサポート体制は、成功に直結するほど大事な要素なので、しっかりと確認するようにしましょう。

フランチャイズ成功のカギは事例から学ぶこと

フランチャイズを開業して成功させるには、いかに成功例から学ぶことができるかです。
過去成功した方の要因を分析すれば、フランチャイズ経営の成功確率はグンと上がります。
例えば、自分の経験を活かした業態を選ぶというようなことや、世の中のトレンドに目を向けて業態を決定するなど学べることは非常に多くなっています。

また、フランチャイズ先を選ぶには、儲けだけに目を向けずに、自分の経験や本部のサポート体制など、長期的に運営するために総合的に判断することが重要で、自分にマッチした業態やフランチャイズ本部を選ぶことを心がけましょう。